殺虫剤・殺菌剤の散布などについて

2020.04.29

農園の皆さまこんにちは。


今回は殺虫剤と殺菌剤などの農薬や散布の方法についての説明と、実際に散布している動画を紹介します。時間のある時に読んでいただき、安全に薬を使ってもらえると助かります。



●殺虫剤について

まずは殺虫剤ですが、液剤が害虫に直接かかったり、野菜にかかった薬剤を害虫が食べることによって効果が出てきます。


殺虫成分は色々ありまして、害虫の神経系に作用して麻痺をさせてやっつけるもの、興奮させてやっつけるもの、ホルモンに作用して脱皮をさせないものなど、たくさん種類があります。


この殺虫剤は、基本的に雨の前に散布すると効果が薄くなります。雨で殺虫効果のある成分が流されてしまうんですよね。もちろん雨に強い種類もあるんですが、全部ではないので気を付けて散布します。


散布するときは必ず天気予報を見てからお願いいたします。



●殺菌剤について

殺菌剤については、病気の元となるカビや細菌、ウィルスなどに効果のある薬となります。


この殺菌剤はどのように効くのか?と言いますと


野菜の表面に壁を作って病原菌の侵入を防ぐ“予防効果”のあるものが一つ。そしてもう一つは既に侵入している病原菌を抑制する“治療効果”のあるものです。


殺菌剤に関しては、雨の前に散布しても大丈夫です。病気はむしろ雨によって広がるものが多いので、雨前散布を勧める薬もあります。雨の前に病原菌を防ぐ壁を作る…という事なんですよね。もしくは雨の後の散布になります。どちらにしても雨を挟んでの散布が基本になります。


ですが、農園での薬は殺虫剤と殺菌剤が混ざっていることもしばしば…。

雨を挟まなくても殺菌剤の予防効果はある程度の期間持続しますので、雨の直前は避けるのがいいかなと思います。



●農薬は予防的に使う!

この殺虫剤と殺菌剤、めちゃくちゃいっぱいの害虫が付いたりして、もう手遅れなんじゃないか!っていう状態で散布してもあまり意味が無いと思ってください。


あくまで害虫なり病気の最初の段階で使って、予防的に使うのが基本です。


農園での農薬の使用は、普通にスーパーなどで売られている野菜と比べて、かなり散布回数は少なめとなります。


なので、たまあに害虫が大発生!とかなりますが、そのへんはご了承ください(^^;



●農薬の人体に対する安全性

それでは次に農薬の人体に対する安全性について、触れておきます。


殺虫剤や殺菌剤は、対象の虫や菌に対して強い毒性を持つもので、人体に対しての毒性は低く抑えられています。


この後、実際に散布の基本に関する動画を観ていただいたり、散布後の野菜の食べられない期間について説明します。その手順を守っていただければ、農薬を使用すること、そしてその野菜を食べることも安全だとお考え下さい。


当然散布の際に液剤が皮膚にかかってしまったりすることもあるかと思います。そんな時は必ずすぐに水ですすぐなどの処置をしてください。


散布に関しては慣れの部分がすごく大きいです。


これから実演する散布方法を最初から薬でやるのではなく、まずは水をスプレーに入れて、実際に野菜に散布する練習をしてください。


やってみると案外難しいことが分かると思います。


その時の風にもよるのですが、風の向きって一定じゃないんですよね。いきなり風向きが変わって散布した霧が自分の顔にもろにかかる、なんてこともあります。


●農薬散布の手順

それでは次に、実際に農薬を散布する際の手順について説明します。


@農薬の確認 〜農薬の説明プリントを読む〜

農薬は、基本的に農園の道具小屋奥に置いてあります。農薬の液剤が入っているタンク近くに必ず今回使用する農薬についての説明のプリントを貼っておきます。まずはそのプリントに書いてあることを確認しましょう。内容は以下の項目となります。


1)殺菌剤 or 殺虫剤 

2)農薬の名前

3)適用作物

4)食べられない期間

5)必ずタンクをゆすって混ぜてください


1)2)については、その都度変わります。殺虫剤と殺菌剤が混ざっているときもあります。


3)の適用作物

は、散布の対象となる野菜が書いてあります。それ以外の野菜にはなるべくかからないように散布してください。もしかかってしまっても慌てず、この後説明する食べられない期間を守って食べていただければ大丈夫です。


4)食べられない期間

散布後の収穫はいつから再開できるのか?という事です。

1日≠ニ書いてあれば、散布した翌日から収穫できます。

2日≠ネらあさってから収穫可能。

7日≠ネら1週間後から収穫可能という事です。


5)必ずタンクをゆすってください

薬によっては、タンク内で時間をかけて沈殿する成分が入っているものもあります。そのような薬を使う場合、使用前に必ずタンクを数秒揺すってください。必要が無い場合は消してあります。



A風が強くないか?雨は降らないか?…確認する

強風の時はお隣さんの野菜や自分にも霧がかかりますから散布を中止します。日中は風が強くなることが多いので、朝の散布がおすすめです。また、雨の予報がある時、または、雨が止んだ直後も散布しないほうがいいと思います。殺菌剤のみの時は雨が降っていなければ大丈夫です。


Bゴム手袋とマスクを着用します。

出来れば長袖だとベターです。ゴム手袋は水を通さないものがいいです。マスクは普通のもので良いです。


Cスプレーを用意し、タンクから使用する分を注ぎます。

タンクのコックをひねり、スプレーの中に液剤を注ぎます。具体的な注ぎ方は動画をご覧ください。散布量は経験してみないと分からないと思いますが、最初は少なめで散布してみて、足りないようなら再度補充してみてください。


D野菜に散布〜お隣さんがいたら声をかけてください。

基本は葉っぱの裏表を丁寧にすこしたっぷりめに散布します。お隣さんがいたらこれから散布することを伝えてください。スプレーのノズルを回して散布する霧の粗さを調節できるものがあります。風が強い時は粗目の霧を使って飛ばされないようご注意ください。


E散布後、液剤が残ったらタンクに戻します。

液剤が残ったら無理に全部散布して無くそうとしなくも大丈夫です。今までは残ったものを井戸付近のバケツに入れてください、ということになっていましたが、やり方を変えます。


Fスプレーを井戸付近の水道で洗います。

井戸水の排水は自然排水です。環境保護のため、最初にスプレー内に入れた水は、すすいだ後、必ず流し台の右にあるバケツの中に入れてください。


G農薬散布の記録を付けましょう。

いつどんな種類の薬を使用し、いつから野菜を収穫できるか記録します。



それでは最後に農薬散布の動画をご覧ください。


タンクからの注ぎ方、散布方法、残った液剤の返し方、スプレーの洗い方について説明します。


https://youtu.be/bDa8ceF3wB8


posted by ベジファームTOMO at 17:17 | Comment(0) | お知らせ

じゃがいもの間引き

2020.04.27

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かわいいじゃがいもが発芽してきましたね。

これから間引きを行い一株から出てきている芽の数を減らします。

芽の数が多すぎると、じゃがいもの数が多くなりますが、その代わりとても小さいじゃがいもになっちゃうんですよね。それでもいい!という方はそのままでOKです。

皮をむくのが面倒だし、どうせなら普通サイズにしたいな…という方は、是非間引きにチャレンジしてみてください。


間引きの時期は、発芽が全部そろって、芽の大きさが10センチくらいになってからです。

とても簡単です(^^ゞ







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上の写真は、半分に切った一つの種イモから生えてきた芽です。


写真上でざっと数えてみると、7つくらいあるかなーというところでしょうか。

今回のじゃがいもの種、かなり大きかったので芽の数も多いですよね。

7つだと流石に多いので、以下の手順で間引きを行います。


1)芽の数を確認します。

2)芽をいくつ残すか決め、小さな芽から引き抜きます。
  ※基本3株前後残すことをお勧めします。


以上、とても簡単です。


間引く際の注意点としましては、必ず根元を抑えながら地下部分が切れるように引き抜いてください。

一つ種イモから複数の芽が出ていますので、根元を抑えないと種イモ事引き抜けてしまう事もあるので。

次回農園にお越しの際は、忘れずにやってみてください☆

posted by ベジファームTOMO at 10:52 | Comment(0) | じゃがいも倶楽部

マスク着用のお願い

2020.04.24

マスク着用のお願い




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農業振興課からの指導がありました



よろしくお願いしますm(__)m

posted by ベジファームTOMO at 13:56 | Comment(0) | お知らせ